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演出ノート #2


2018年12月27日

プレ稽古 2/2


1・意識を分散するゲーム

2・人間と人間のバランスを考えるゲーム

3・本を読みながらの立ち稽古


課題のようなものが本稽古の前に沢山出てきたことが良かったと思う。

課題というのは、#1 でも書いた演出方法の模索。

演出方法の模索といっても、演出をする人が暗中模索をしていることを言っているのではなく、

新しいことを、何を頼りにして進んでいくのかということを全員で考えていくことを表した、ポジティブな表現。

しかしその新しいと思うことも似たようなことを先人たちは既に模索をしていて、二番煎じのようになったり、模倣で終わらないように、当たり前だけれども自身の演劇論のようなものを打ち立てる必要がある。あくまで先人たちの功業は、参考資料として携えるのがふさわしいはず。


今回、しつこく新しいことだと言っているのは、想像力の拡張・召喚である。

今公演は演劇的想像力を探求している。

その場で訪れる観劇体験に還元をするために、一月からの本稽古では模索を繰り返していく。

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