プライベート・オープン・スタジオについて

更新日:2018年11月15日

おはようございます。譜面絵画の三橋です。

急ですが、本日、2018年7月1日から、ブログという形で様々なことをポストしていこうと思います。

ぜひ、お時間がある時お読みいただけたらと思います。よろしくお願いします。


 平成最後の梅雨が明けて、今年もあと半分です。本日の東京は32度までいくそうです。あつい。「えー夏はいつからかな」と思ってさっき調べたら、きちんと明確に、夏はこの日からこの日までって決まっているっぽいんですよ。調べたら6月21日から9月23日って出てきて、「あ、そんなにしっかり決まってるんだ」ってなりました。もっとぬるっとそれぞれの感覚で決めてるのかと思ってたんですよね。「今日から夏で良くない?」って。


 さて、二週間後に譜面絵画の公演が始まるのですが、その頃には、どれほど暑くなっているんだろうと思いながら、せっかくなので今回の公演について少し書いていきたいと思います。今回は、『プライペート・オープン・スタジオ』というタイトルの演劇公演なんですけど、山吹ファクトリーという、現在プレオープン中の会場がありまして、オープン前の有料モニターとして公演を行わせていただきます。出来立てで綺麗な会場です。駅からも近く、落ち着いた良い街にあります。白くて清潔感がすごいあります。会場は広く、大きな鏡もあります。そんな会場で今回は行います。

 今回の『プライベート・オープン・スタジオ』は、ウチとソトについてを強く意識しながら作品制作をしています。物語が重なるためには対話が必要です。話す存在同士の違いや差によって、会話ではなく対話が生まれ、それを観客は情報として受け取り、物語が重なっていきます。この物語を重ねる時、内部と外部の人間が存在すると、私は演劇を描きやすくなります。これは平田オリザさんの『演劇入門』をお読みになったことがある方にはお分かりになると思いますが、内部の人間とは、とある家族であったり、クラスの中の仲がいいグループだったりといった、ある一定の共同体といったものです。それに対し外部とは、その内部の人間に問題をもたらしたり、問題を複雑にしたり解決するための存在です。問題とは、物語を強く突き動かす動機のようなものです。例えば、チェーホフの桜の園であったら、桜の園を売らなければいけなくなってしまったといった物語の核となる部分です。内部の人間が困ったり、考えたりするために外部の人間を投入し、物語を変化・加速するための存在が外部です。もちろんこのあいだにいる中間部にあたる人や、どちらかといえばこっちかなーみたいな人もいますが、内部と外部はこのような関係性です。この内部と外部の関係性を強く考えています。大きい話をしますと、人生はドラマだとして、いつどのタイミングで自身が内部の人間になり困ったりするか分からないです。そして同様に、いつどのタイミングで自身が外部の人間になり、誰かに問題を突き当てるかは分かりません。演劇においては内部・外部の関係性がありますが、外部の人も内部の人も、もちろん私もみなさんも、それぞれ自分の人生しか生きることはできないので、それぞれが主人公です。といったようなことから始まり、今回の演劇は作られていきます。書き過ぎてしまいそうなので、一旦ここで筆を置きたいと思います。


次回は、さまざまな場所で演劇を取り組むことについて少し書いていけたらなと思います。