劇場以外で演劇を上演することについて

更新日:2018年11月15日


三橋です。2回目の更新です。

次回公演の情報が公開されました。ご予約いただけたでしょうか。年内にご予約を頂くと少しですがお安くなりますのでご利用ください。もうすでにちらほらとご予約を頂いております。ぜひどうぞよろしくお願いします。


 さて今回は、前回、挙げさせていただいた通りに、「劇場以外で演劇を上演すること」についてを書いていきたいと思います。と言いましても「劇場以外で演劇を上演すること」とは、美術学の流れとしての意見や見解を書くのではなくて、私たち譜面絵画が「劇場以外で演劇を上演すること」についてを書いていきます。私たち譜面絵画は、劇場で上演するよりも、それ以外の場所で上演をすることが多い団体です。今まではギャラリーや寺院であったり、スタジオなどにて公演を重ねてきました。それはなぜか?ということについてをお話ししていくのですが、過去から現在までの私の演劇への向き合い方を全てお話しする必要があると思います。しかし文量が長くなりすぎそうなので、このような流れについては次回以降にしたいと思います。ここでは結論を、つまり現在の演劇に対しての姿勢などを少し書きます。

 前提として演劇というのは芸術であり、社会や観客自身のことを考えるための触媒としての作品を作りたいと私は考えています。そして現在、そのような演劇作品を作るときには、「時間と空間」についてを検討しながらテキストを書いたり、稽古をします。


 演劇における時間というのは、好きな長さ・好きなタイミングで鑑賞をできる美術作品などとは違い、明確に始まりと終わりがあります。その流れる時間の中で、ある一定の時間を「デザインする」ということが必要であると今の私は考えます。ここでのデザインとは構造の構築という意味であり、それは大学にて劇作を学んでいることに起因していると思います。建築についても現在は興味を持っています。この興味も構築につながってくると考えています。


 空間を考えたとき、その空間によって立ち上がる物語や、その空間に適して存在する物語が存在しているように私は感じます。俳優・道具・衣装のように、劇空間に存在する一つの物質としての存在を持つ、一つの素材としても空間を捉えています。これらのように触れられる存在と、光・音・言葉といった触れられない存在を、時間の中で組み合わせて、演劇を作っていると考えています。

私たちが劇場以外で公演を行うことに結論を出すとしたら、それは色々な空間に興味があるということです。


 私たちの他にも色々な団体や個人が、劇場以外で演劇作品を発表しています。それについては、様々な理由があると思われます。劇場以外で上演することがブームとして流行ったということや、劇場に比べ、借りる際の料金が安い会場が多いということなどに起因もしているとは思います。ただ、考えられることとしては、劇場以外の場所を、上演をするためだけのスペースとして用いるだけでは、こぼれ落ちるものが多すぎると感じてしまいます。「良い感じの場所だからやろ~」のみだと乏しいなと言うことです。だからこそ上演をする側も観客も、安心して作品を預けられる劇場は無くならないと思うのです。

 ですが、現在の劇場のあり方や、劇場で行われる演劇作品については良くないと思う部分もあります。舞台芸術作品を創造、発信する場、集会をする場としての機能は、今よりも強く持つことは必要であると思います。この付近に演劇が劇場から放たれていった背景などがあると思うのですが、今の私には良く分かりません。


 本日はここで終わりにします。長くだらし無い文章をお読みいただきありがとうございました。ここまで書いた考えは更新を続けるものであり、加筆修正をしていきます。

 次回の更新は、来週を予定しています。これからブログの更新頻度も高くなります。お見かけした時はご一読していただけると幸いです。よろしくお願いします。ありがとうございました。